はい、びっくりしますね。革製品屋のブログに突然現れるスターウォーズ。
今回は趣味に突っ走ってみようと思います。
さて、皆様ご存知の様に、現在公開中の『STAR WARS フォースの覚醒』を遅ればせながら観てきました。
これまで全6話(通算28年!)を通じて散々「フォースと共にあれ」「暗黒面に墜ちるな」「私がお前の父だ」と言ってきたのに、まだフォースって覚醒してなかったの!?というところから始まる訳です。
ちなみに、今回のスターウォーズがどんなだったとか言うのは個人的な信念に反するので書きません。是非とも劇場に足を運んで観て下さい。
が、一つだけ言いたいことがあります。今回のスターウォーズ、シリーズ史上、最もカッコイイ!キャラデザインからメカデザインからアクションからカット割まで、めちゃくちゃカッコイイ!それだけは言わせて下さい。
そんな訳で、フォースの覚醒を観る前に、脳をスターウォーズモードに切り替える為、数年ぶりにエピソード3まで(勿論4、5、6、1、2、3の順です)見返しましたが、総じてこのスターウォーズという作品、かなりカルト的な映画だなという結論に達しました。
いまでこそCGが発達して、もうどこからどこまでが実写なのかわからない状況ですが、初期の4、5、6に関しては、確実に人形なわけです。ヨーダとか、ジャバとか。
人形に本気ですがりつくルークとか、人形に鎖で繋がれたレイアとか、とんでもない撮影現場ですよね。絶対笑っちゃう。
でも、今なんかはきっともっと酷い訳で、なんなら宙に向かって芝居をしているんじゃないかと思われるのですが、俳優の皆さんは本当にすごいと思います(エピソード3のメイキングをちらっと見た時に、オビ=ワンが、長い棒の先に付いた顔に向かって会話していたのは衝撃的でした)。
今回エピソード3まで見返して再認識したことは、ダース・ベイダーの人生って、もんのすんごく悲しい!もし自分がベイダーだったら、耐えられない!
ベイダーがルークに「そうか、双子だったのか。オビ=ワンめ上手く隠しやがって」みたいなこと言いすが(エピソード6)、動揺しまくってるだろうなって思う訳です。「は!?双子!?え、マジで!?ちょっとルーク、再会の場を設けてくれよ。お父ちゃんがええモン食わしたるから!」と。
アナキン(言わずもがな後のベイダーですが)がお母さん助けに行ったら、訳わからん殺され方してしまって、復讐に我を忘れてお母さんの仇をうったら「お前はもう暗黒面に堕ちた」みたいに散々な結果になるし(エピソード2)。
シディアスがベイダーに「パドメはお前の怒りが強すぎて死んだ」みたいなこと言いますが(エピソード3)、エピソード6を待たずとも、正味あの場でベイダーに殺されてもおかしくないぐらい空気読めてないけど大丈夫!?とかとか。
そんなことを考えていると、いつの間にか私はベイダーにずいぶんと肩入れしてしまっていた訳です。
そんなこんなな気持ちで迎えるエピソード7「フォースの覚醒」。
ベイダー死すともシス死さず!?
是非とも劇場でご覧ください。